突然の訃報!まずやるべき3つのマナー

ご覧いただきありがとうございます。

葬儀のマナー.com アドバイザーの影山蝶子です。

家族や親しい友人の突然の訃報。

信じられない気持ちと、悲しみが一気に押し寄せてくることでしょう。

なにをどうすればいいかわからないですよね。

お気持ちとてもよくわかります。

まずは落ち着いて、深呼吸しましょう。

遺族は、親族や友人が困らないように必要なことを伝えなければなりませんし、親族や友人は、喪主に配慮した、大人の対応が求められます。

あなただからこそできる心遣いや、親しいからそこできる手伝いなど、それぞれの立場によって必要な知識は違います。

突然の訃報に慌てないよう、 訃報 の常識を知っておきましょう。

きっと役立つはずです。

いいですか?少し落ち着きましたか?

それでは、順を追って進めていきましょう。

訃報とはなんでしょうか?

そもそも訃報とは、 誰かが亡くなったことをお知らせする ことをいいます。

電話で訃報をお知らせするのが一般的ですが、田舎の方では、ご近所の方の訃報は回覧板で回ってくることもあります。

最近では、メールやLINEで訃報を伝えることも増えていますね。

また、著名人が亡くなるとテレビやインターネットなどで速報が流れますが、それも訃報です。

1 訃報を聞いて最初にやるべきこと

・親族の訃報の場合

まずは、他の親族に連絡しましょう。連絡を下さった方が親族の方なら手分けして連絡を取り合うと時間効率も上がります。

不仲であったり、疎遠になっている親族であってもなるべく迅速に伝えましょう。

 事後報告という選択もありますが、訃報には社会的に死亡を知らせるという目的がありますので、連絡先を知っているのであれば、連絡しておいた方が良いでしょう。

どうしても、不仲の親族には来てもらいたくないなどという場合は、家族葬にして、その旨伝えれば角は立ちません。

会社関係は、故人の勤めていた会社の上司や人事部などに連絡をして、あとは会社に必要と思われる範囲で伝えてもらうのが、一番負担がかかりませんし、必要な方への連絡が漏れる心配もありませんし、会社に対しても失礼にはあたりません。

その際、合わせて 忌引申請 を申出ましょう。

忌引申請とは、親族が死亡し、その葬儀のためや喪に服すなどの理由で、会社や学校などを休むことを言います。 

出勤や登校をしない状態であっても、一般的な意味での休み、欠席 扱いにはななりません。 

一般的には、自分から見て、親、配偶者、子供が亡くなった場合7日から10日程の忌引が適用されている様です。

詳しくはコチラ

親族の仏事に忌引き休暇は何日取れるの?

を参考にされて下さい。

・友人の訃報の場合

友人の場合は、必ず誰かに連絡しなければいけないということはありません。

お付き合いの度合いにもよりますが、仲の良い友人など、共通の友人がおられる場合はお知らせしてあげると良いかもしれませんが、繊細な事なので親族の方が、故人の交友関係をあまり知らない場合や連絡先を知らない場合、親族の申し出があった時は、親族に変わって連絡を取ると良いと思います。

その際も、通夜・葬儀の日程が決まってからの連絡でも問題ありません。

通夜・葬儀の日程が決まっていない段階での訃報は、改めて連絡をしなければなりませんので、遺族の負担になりますし、 訃報を受ける方も何度も連絡をもらうよりは、一度に必要な事項を聞けた方が負担が少ないと思います。

お手伝いの申し出があったら快く受けてあげましょう。

また、自身が親族の場合は、お手伝いの申し出をいただいた場合、無理せず甘えさせてもらいましょう。

伝えるべき内容は、うっかり忘れてしまうと相手方が困ってしまいますから、漏れなく伝えるよう注意しましょう。

連絡する前にメモなどに伝える事柄を控えておくといいでしょう。

  • 故人の名前
  • いつ(死亡日時)
  • どうして(死因)
  • 連絡先
  • 通夜・葬儀の日程

※訃報を伝える段階で決まっていなければ改めて連絡する必要があります。

生前のお付き合いのお礼も併せて伝えられるとより丁寧です。

忌引に関しては、親族ではない限り、早退はできても忌引は認められないことが多いです。

そのため、会社や学校を休むことができないため、お通夜のみの参列となることも珍しくはありません。

お通夜は葬儀告別式の前日に執り行われるので、お通夜開始時間に間に合わなくて遅くなってしまったとしても、ご親族が故人様とご一緒に一晩過ごすことがほとんどなので、慌てずにご焼香にうかがいましょう。

2 訃報の連絡と返信

返信方法

メールで訃報が届いたのであれば、返信方法はメールで構いません。

最近はLINEの普及に伴い、訃報もLINEで届くことがあります。

その場合は、LINEでの返信で構いません。

ただし、遺族以外の友人などからの訃報の場合、間違いがあっては困りますのでしっかりと確認してください。

返信内容

・定型文を使う

慣れない内容となりますので、うっかり失礼があっては大変です。

自分なりのお悔み文を考えるよりも、お悔やみに適した定型文を利用した方が安心です。

・メールの件名の注意点

メールの件名は、そのまま返信したり、無題にすると相手が何の用件のメールなのか分かりにくいので、通常メールの件名は用件が分かる内容とするのが普通です。

しかし、訃報の返信で件名に強調して「お悔み申し上げます」と書くのは遺族に対してあまりにも配慮がありません。

このような訃報のメールの件名は、自分の名前を書きましょう。

 ・前置きは不要

メールは本題に入る前に、前置きの挨拶を必ず書くものですが、訃報の返信では、前置きは不要となります。

遺族は悲しみを抑え、取り込んでいますので、前置きは遺族に余計な手間を取らせてしまうことになります。

訃報の返信はお悔みの言葉から書きましょう。

返信のタイミング

メールが届いた当日中、なるべく早くに返信するのがマナーです。

突然の訃報に慌てないよう、返信内容のポイントは覚えておきましょう。

3 訃報を受けたときのマナー

訃報を受けたときは、まず遺族を気遣うことが大切です。

遺族は、大切な遺族を亡くして精神的にショックを受けているだけでなく、故人を送り出すための準備に追われて肉体的にも疲れています。

そんな大変な中で、訃報を伝えてくる訳ですから、受け取る側も、相応の配慮が必要となります。

聞くべきこと

遺族も気が動転していますから、必要なことを伝え漏れてしまう可能性があります。

必要な情報を教えてもらえなければこちらも困りますし、何度も遺族に連絡をするのは迷惑になるので、訃報の際に聞くべきことは、聞けるようにしておき、しっかり覚えるためにメモをとっておくことが大切です。

  • 亡くなった方の名前
  • 関係
  • 喪主
  • 宗旨
  • 通夜・葬儀の日程

 もし、聞き忘れてしまったとしても、遺族に連絡をするのではなく、友人などに確認するのがマナーです。

 通夜や葬儀に参列できない場合

 訃報を受けたものの、出張や体調不良など、やむを得ない事情で通夜や葬儀に参列できない場合もあると思います。

そのような場合は、 代理人 を立てるか 弔電(ちょうでん) を葬儀の前日までに届くように送りましょう。代理人

 代理人を立てる場合、代理人は故人と面識がなくても構いませんので、 配偶者か成人している子供 にお願いするのが一般的です。

代理人を立てられなかった場合、香典は葬儀に参列する友人や知人にお願いするか、郵送します。

そして、後日改めて弔問に伺いましょう。

 後日弔問に伺う際は、遺族に連絡をして伺っても良いか尋ねるのがマナーです。

遺族は葬儀が終わった後も多忙な日々を送っています。

連絡なしに突然伺うのは、遺族にとって迷惑になる場合がありますし、自分自身に置き換えたとしても嬉しいことではありませんよね。

駆けつける時の服装

 駆けつけるときは、喪服でも良いですし、地味であれば平服 でも失礼にはあたりません。

しかし、通夜の前なので、遺族が喪服でない可能性があります。

弔問する方が喪服で、遺族が喪服ではないと失礼にあたる場合がありますし、急な訃報であったにも関わらず喪服で駆けつけたことで、不幸を予測していたと思う人もいるので、地味な平服の方が無難かもしれませんね。

女性は派手な化粧は避け、華やかなアクセサリーも外すようにしましょう。

また、つい忘れがちですがネイルも派手な色合いやデザインでないか駆けつける前に必ずチェックしてくださいね。

故人との対面の仕方

斎場でのご葬儀でお棺に入った故人をご拝顔することは多々ありますし、流れに沿って進めば難しいことではありません。

しかし、駆けつけた場合、自宅葬などの場合、畳の上に故人が眠っている場合があります。

そこで、いざという時の対面の所作をお伝えいたします。

  • 腰を浮かせ、膝と両手で故人の枕元に進む
  • 正座をして、両手をついて一礼する
  • 遺族が白布を取ってくれるのを待って、両手を膝の上に置き、故人の顔を拝見す
  • 故人に深く一礼し、冥福を祈る
  • 遺族へ労りの言葉をかけ、一礼して下がる 

※注意点

 故人との対面は、遺族に勧められた場合のみです。

  自分から対面を申し出るのはマナー違反です。 

また、故人の顔にかかっている白布は、遺族が取ってくれるのを待ちましょう。

勝手に取ってはいけません。

対面を避けたい場合

遺族に対面を勧められても、体調の問題などで避けたい場合もあると思います。

 「お会いすると悲しみが一層深くなりますから・・・」

「悲しみが増して、取り乱してしまいそうで・・・」

などと伝へ、対面を辞退するのが、大人の対応といえます。

まとめ

訃報の対応は、伝える側も受ける側も故人との親交の深さで対応が変わるなど、複雑だと感じる方もいるのではないでしょうか。気が動転して頭が真っ白になる方も多いと思います。

しかし、すべての基本は気遣いと思いやりで、 故人の親族や親しい友人であれば、遺族と同等の悲しみがあり、とにかく駆けつけたい!会いたい!と思っている事だと思います。

ですから、通夜や葬儀の日時が決まっていなくても、仲の良い友人などは、まずは訃報をお伝えしてあげましょう。

また、訃報を受けた親族や友人は、故人と遺族を想い、少しでも力になりたいという気持ちから手伝いを申し出たり、遺族に余計な負担をかけないよう気遣うものです。

訃報のマナーやルールは存在しますが、完璧である必要はありません。

もしもの時に慌てず、大人の対応ができるよう、ポイントだけは今からおさえておきましょう。

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