直葬の費用はいくら?経済的に負担が少ない葬儀とは

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アシスタント影山蝶子です。

葬儀といえば、立派な祭壇に、故人の好きだった花々があしらわれ、静寂ではありますが、凛とした美しいイメージを想像しませんか。

しかし、現在では、葬儀は様々な形に多様化し、豪華な葬儀からシンプルなものまで、故人の意思や親族の意向で選択できるようになりました。

そこで今回は、華美な葬儀を望まない方や、子供たちに迷惑をかけたくないとお考えの親世代の方、経済的かつ、諸事情で葬儀自体を執り行うことが難しい方に向けて、今話題となっている直葬について、その料金と一連の流れについて、お話しさせていただきます。

直葬とは

そもそも直葬とは、どんなものなのでしょうか。

ちょく‐そう【直葬】

通夜・告別式などの儀式は行わず、自宅または病院から直接火葬場に遺体を運び、火葬にする方式。

炉前で読経・祈祷の行われることもある。

[補説]平成10年(1998)ころから増えてきたという。

引用:コトバンク

直葬とは葬儀の中でも、最もシンプルなものということがお分かりいただけたかと思います。

地域にもよりますが、通夜、告別式を簡素化したり省略することで、費用はかなり抑えることができ、親族の方にも負担が少ない葬儀となります。

この他にも、直葬に似たような葬儀で、家族葬や、密葬という葬儀もありますが、詳しくはまた別の機会にお話しいたしますね。

直葬の費用の相場はいくら?

 地域差や葬儀会社にもよりますが、平均して10万円から30万円が相場になります。 

これは親族だけのお見送りとし、参列者や香典返しなどは含まれないことがほとんどです。

それでは、詳しく見ていきましょう。

直葬費用の内訳

寝台車

 寝台車による搬送料金は2万円~3万円ほどが一般的な相場となります。直葬の場合、ご遺体を運ぶのに寝台車は欠かせない手段です。  

故人が病院などで亡くなると、一度ご自宅もしくはそのほかの安置所に運ばれ、そこで納棺が行われた後で火葬場に運ばれるという流れで、寝台車は2回使うこととなります。

そして、寝台車による搬送料金は2万円~3万円ほどが一般的な相場となります。

ちなみに会社によっては、寝台車の費用算出の区間を車庫からとしている場合もあり、より安く費用を抑えるということであれば費用算出の区間についても注目するとよいでしょう。

さらに、一定の距離を超えると追加費用が発生し、「10㎞ごとに○○円」というような金額も追加で請求するシステムの葬儀会社もありますので、この点も確認しましょう。

棺の費用

ご遺体を納めるについては、ほとんどの火葬場が棺に納めた状態でなければ火葬を受け付けないとしているため、直葬においても必需品といえるでしょう。

 その費用の相場は安くて1万円台から3万円台、平均で6万円前後が一般的です。  

ただし、ご遺体の身長や身の幅によっては金額が前後することもあります。

火葬場利用料 

 公営では、数千円から5万円ほど 

 民営では、5万円から15万円ほど 

直葬は、葬儀を行わないもしくは簡易的に済ませますが、火葬(荼毘)は、葬儀に関係なく誰しも行いますのでこの費用は不可欠です。

火葬場は、自治体が運営する公営のものと、都心などでは民間の会社が運営する民営のものとがあります。

公営の火葬場

公営のものであれば費用は運営している自治体によりますが、安くて数千円、高いところで5万円ほどが相場です。

火葬場によっては、親族が待っている間の個室待合室の料金が別途かかりますので、気になる方は事前にチェックしておきましょう。

 個室待合室利用料の相場は5千円前後です。 

火葬料の正確な金額が知りたい方は、お近くの自治体または火葬場へ問い合わせてみましょう。

厚生労働省 全国火葬場データベース 

民営の火葬場

民営の場合は公営の火葬場に比べて一回り高い傾向にあります。

 おおよそ5万円~15万円が相場です。 

都心などは民間の火葬場が多いですが、地方では少ない傾向にあります。

地域や会社により違いがありますので、事前にチェックしておく必要があるでしょう。

こちらも待合室の料金が発生することもありますので、確認してくださいね。

骨壷代

火葬が終わった後に、ご遺骨を納めるための骨壷にかかる料金です。

 こちらの費用は4千円~2万円ほどが平均的な相場となっています。 

最近では、お墓の問題も含め、ご遺骨の持ち帰り(収骨)を希望しない方が増えてきました。

そのため、ご遺骨の持ち帰り(収骨)を希望せず火葬場にお任せする場合、骨壷代はかかりませんが、別途火葬場でのお手続きが必要となります。

そのほかの費用

・車代

直葬でも複数名のご遺族が参列される場合があります。
参列される方が自家用車で移動される場合は除きますが、複数人が参列し移動の車がない場合は、移動するための車代も必要となってきます。

この料金に関しては、タクシーを利用する場合や、葬儀会社にワゴン車の手配を任せる場合など、葬儀会社によってまちまちですので、詳しくは葬儀会社に確認してみましょう。

・火葬場の待合室

ご遺体を荼毘にふすあいだの約3時間、親族の方は火葬場で待たなければいけません。

火葬場にはロビーのような無料の待合ホールと合わせて、有料の個室待合室を用意しているところがほとんどです。

火葬場によって違いはありますが、必ず個室を利用しなければいけない火葬場もあり、そのための費用も準備しておく必要があります。

火葬中の控え室の手配にかかる費用は、

  •  公営の火葬場:0円~1万円ほど 
  •  民園の火葬場:2万円前後 

無料の待合ホールを利用できる火葬場は、別途、お金もかからずありがたいのですが、公共の施設のため、小さなお子様からお年寄りまで、大勢の方が利用されております。

静かに過ごしたいとお考えの親族の方には不向きだと思います。

その際は、無料の待合ホールでなく、有料の個室待合室を利用すると良いと思います。

直葬の流れ

直葬を選んだ場合どのような流れで進んでいくのでしょうか。

直葬は葬儀、告別式を行わないものが基本的なので、このような形で執り行われるのが一般的です。

  1. 病院からご遺体を運んでくれる
  2. 24時間安置する場所を提供
  3. 火葬場へ搬送

病院からご遺体を運んでくれる

葬儀会社に連絡すると、お亡くなりになった病院に葬儀会社が専用車の寝台車でご遺体をお迎えに来てくれます。

ご親族の方は、一旦、ご自宅に戻り準備してから、ご自身で葬儀会社に向かいます。

24時間安置する場所を提供

通常、ご遺体は死亡確認から24時間経たないと荼毘にふすことはできません。

そのため、昔ならご自宅で親族に囲まれその時間を過ごしたものですが、現在の住宅事情では中々できることではありません。

そこで、親族に変わって葬儀会社がご遺体を安置、保管してくれます。

ご遺体の安置と保管の時間が長くなると追加料金が発生する場合があります。

 直葬は葬儀を行わないため、一般的な葬儀と違い祭壇がなかったり、あったとしても一番シンプルな祭壇、お棺となり華美な祭壇やお供え物、お位牌、お坊さんも呼ばないことがほとんどです。しかし、希望される方には、オプションとして用意されている場合がありますので問い合わせしましょう。 

火葬場への搬送

24時間経過後の翌日には、荼毘にふすため火葬場へご遺体を搬送してくれます。

その際も、霊柩車などではなく寝台車になることがほとんどです。

 ご遺体の火葬時間は、平均して1時間半から3時間です。 

当日の火葬場の混み具合や、故人の年齢、性別、体格などで火葬時間は変わってきますので、その間親族は、待合ホールや待合室で待つ形となります。

まとめ

いかがでしたか。

直葬に関する費用から、一連の流れがお分かりいただけたかと思います。

少子高齢化の現在、直葬での葬儀も増え、直葬専門の葬儀会社があるほどです。

そのため、オリジナルの費用も抑えたプランを用意してくれていたりするので、問い合わせしてみるといいと思います。

また、お墓問題に関しても納骨を望まない故人様や親族が増え、散骨や自然葬、遺骨アクセサリーのみ、などいろいろな選択肢が増えています。

私の個人的な意見としては、どのような形の葬儀や納骨にせよ、値段にかかわらず、故人様とご親族が納得いく形が一番良い供養の形だと思っています。

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